面白かった。通常の小説でも食に対する深い愛情が感じられたり、食がキーワードになっていたりと井上作品はお気に入りだが、リストランテが舞台で、サブタイトルにメニューが上がっているだけあって、料理の表現が秀逸。香りや食感まで感じられる。同じようなオムニバスを書いていた甘糟りり子氏は一味足りなかったな。
店名のボングーのgoutはフランス語で味という意味なんですよ。詳しくはprofileページで。鈴鹿市立図書館蔵
店名のボングーのgoutはフランス語で味という意味なんですよ。詳しくはprofileページで。鈴鹿市立図書館蔵