今年もアムールドュショコラやサロンドュショコラ、大盛況のようですね。連日、名だたるショコラティエが名古屋に集結しています。
そんなチョコレート業界で近年注目されているBEAN to BAR
BEAN to BARとは
BEAN(カカオ豆)からBAR(板チョコレート)の通り、カカオ豆から板チョコレートまでを自社内で一貫して行う製造スタイルのこと。1990年代後半、サンフランシスコに登場したシャーフェンバーガーが先駆けと言われていて、2000年代になると全米に作り手が広がりました。一方フランスでは、1884年創業のボナや、1953年創業のベルナシオンなどの老舗でもカカオ豆からショコラ作りを行っていて、こちらのほうが歴史は長いと言えそうです。日本でも、クラフトなモノ作りへの関心の高まりを背景に作り手が全国に増えています。
近年はサステナブルな取り組みに目を向けるブランドも多く、カカオ生産地と消費地を繋ぐワードとしてもBEAN to BARが注目されています。現地に赴き、発酵や乾燥の技術指導に携わるほか、生産者の貧困や教育、雇用など暮らしや環境の改善に取り組むメーカーもあります。カカオ樹の生産から手掛けるスタイルをTREE to BARと呼び、農園の管理から関わるスタイルをFARM to BARと呼びます。これらに取り組むメーカーも現れています。(こちらを参照→https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/basic/09.html)
MAROUはベトナムでいち早くBEAN to BARを始めたチョコレートメーカー。ベトナムはコーヒー豆の生産量世界第二位が有名ですが、良質なカカオも産出されています。
日本のショコラティエの草分けといえば白金台のエリカか広尾のテオブロマ。テオブロマの土屋さんが手がけるカカオショップでもMAROUは扱われています(MAROU設立前からお知り合いだったそう)
ベトナム国内の、一つの産地のカカオのみを使用したシングルオリジンのダークチョコレートは、基本的にカカオと砂糖のみで作られており添加物は一切不使用。
新たな高級チョコレートとして世界中から注目を集めています。
ベトナム産チョコレートの最高峰MAROUの魅力を詰め込んだミニタブレット25g×6枚を一度に体験できるセットです。
ひとくちにベトナム産チョコレートと言っても、南北に走る国土のため産地によってカカオの味わいも多様です。産地の異なるスペシャリティコーヒーを飲むように、MAROUを代表するタブレット6種で、ベトナム産チョコレートの幅広い魅力に触れてみましょう。
写真左から
・マルゥ ベンチェ78%(ドライフルーツ系の風味)
・マルゥ ラムドン74%(プルーンのようなさわやかな後味)
・マルゥ ドンナイ72%(まろやかな味わいとほのかにスパイスの効いたリッチな香り)
・マルゥ ダクラック70%(奥行きのあるスパイシーな味わい)
・マルゥ ティエンジャン70%(スパイシーで深く複雑な香りとフルーティーな甘さ)
・マルゥ バリア76%(強いコクとスモーキーな香り)
■MAROUタブレット6枚セット ¥3310(3574) 板チョコレート24g×6枚
ずっと買っていたヴィエットロータスのカカオニブが手に入らなくなり探していたところ、MAROUにありました。
業務用で割安ですが、1kg入りなのでお友達と分けられるといいかと思います。
■MAROUカカオニブ1kg ¥8000(8640)
その他定番のチョコレートの状況をお知らせします。
フェアトレードチョコレートは残り僅か。パッケージの可愛さで左2種が残り2〜3枚です。
■スイス製オーガニックフェアトレードチョコレート5種 各¥450(486) flavor:ミルク、ソルト&キャラメル、スパイス&ココアパフ、アーモンド、フルーツ&ジンジャー
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